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お餅を美味しく食べたい(インプラント症例:70代女性)
症例
上記症例
この症例も術前写真がなくてすいません。
70代女性の方です。
主訴:入れ歯だと正月のお餅がうまく噛めなくて苦労するしっかりお餅を食べれるようになりたい。
現状
右側にもすでにインプラントがありますがこれは当医院で3年ほど前に埋入したものです。この右側のインプラントを入れたことでお餅が美味しく食べれるようになったので反対側もインプラントをしたいとの希望で開始しました。左側は赤線で覆っている銀歯がすでに折れており左で食事が出来ない状態でした。
治療方針
左下の銀歯は予後不良のため抜歯処置を行い。その周囲にも骨病変があったためインプラントの障害となる原因を抜歯・摘出して3か月間骨が出来上がるまで待機しました。その後骨ができたのを確認しインプラントを埋入、さらにインプラントと骨がくっつくのを3か月待ってから被せ物をいれていく6か月程度の治療期間を立案しました。
治療期間
およそ6~8か月間程度です。治療回数10回以上
①診査診断
②予後不良歯抜歯、顎骨病変摘出
③骨が出来たのを確認しインプラント体埋入
④インプラント体と骨が接合したのを確認し被せ物(ジルコニア)装着して完成
結果
しっかりインプラントが骨と接合したのを確認して被せ物を入れています。両方でお餅が美味しく食べれるようになって大変満足されてました。
費用
自由診療のとなるため1本あたり
インプラント埋入(手術)220,000円(税込242,000円)+被せ物(ジルコニアクラウン)110,000円(税込121,000円)+骨造成30,000円(税込33,000円)=360,000円(税込396,000円)
2本で792,000円
治療におけるメリットデメリット
メリット:インプラントは入れ歯と違い天然の歯とほぼ同じように食事をすることが出来ます。ブリッジが出来ない部位にも適応することが出来ます。見た目も天然の歯に近い形を再現出来ます。
デメリット:自由診療のため費用がとても高額になります。また治療期間が最低でも3か月以上かかるため根気よく通う必要があります。外科的治療があるため処置部位が化膿してしまい上手くいかないことが稀にあります。
インプラントの注意事項:ここが一番大事なのですがインプラントは天然の歯以上に繊細なため歯磨きをサボると歯周病になり抜け落ちることがあります。歯磨きをあまりされない方、上手く歯磨きが出来ない方にはおすすめしていません。インプラントは被せ物を入れてからが本番です。ご自身での日々のお掃除+定期的なクリーニングに通って頂いて管理していくことが長持ちの秘訣になります。
入れ歯が嫌でインプラントを検討しているの方はお気軽にご相談お願い致します。
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小泉歯科医院