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歯根端切除術(40代女性 )

症例

上記症例
主訴:前歯の歯茎が腫れている
現状

以前当医院で感染根管治療(根の治療)を行い症状が改善したため被せ物をおこなった患者様で、治療後1年くらいして歯茎が腫れてきたということでレントゲンを撮影しました。赤丸で覆っている歯根の先に黒い空間のようなものが確認出来ます。
治療方針
前歯ではよくあることではありますが感染根管治療(根の治療)が上手くいかないと再度歯根の先に細菌が溜まりそれが溢れ出ることで歯茎が腫れてくることがあります。前回の治療時はマイクロスコープを使用し根尖付近までしっかり汚れを搔き出していたため再度同じことをしても改善は難しいと判断し、少し歯茎を切開して細菌を外科的に搔き出す歯根端切除術という治療を選択することとしました。この治療法は外科的に細菌を搔き出すため細菌が取れたかを目視で確認することが出来ます。また細菌を産出しているのは歯根尖3㎜付近と言われているため細菌を搔き出すのと同時に歯根尖から3㎜程度歯根をカットし原因を排除します。そしてダメ押しで切り取った断面にMTAセメントと言う材料を使用し蓋をすることで治癒確率を上げていきます。
治療期間
およそ1か月間程度です。治療回数2~3回
①診査診断
②歯根端切除術(外科的治療約45分~1時間程度)
③抜糸
結果

見た目は歯の根っこが短くなっているため悪いように見えますがしっかり細菌を搔き出して切り取った根の断面に蓋がしてあるのがわかります。
費用
保険診療の範囲内のためCT画像診断含めて1万円~1万5000円程度となります。
治療におけるメリットデメリット
メリット:被せ物を除去しないでも細菌を搔き出すことが出来ます。物理的に細菌を摘出するため感染根管治療(根の治療)に比べ治療の成功率が高いです。
デメリット:外科的な治療のため必ずしも良い結果になるとは限りません。歯の根が短くなるため治療後に硬い物を食べたりして歯に負荷がかかると歯が動揺したりダメになったりすることがあります。
お口の中の出来物でお悩みの方はお気軽にご相談お願い致します。
上永谷駅徒歩4分丸山台の歯医者
小泉歯科医院
